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昨日紹介した「PSP go!」だが、型式は、PSP-N1000となる模様で、海外では、今年(2009年)10月1日に、日本では11月1日に発売されることになったそうだ。
これまでは、次世代PSPとして、PSP2の発表を待っている時に、このPSP Go!が発表されたことで、だれもが、このPSP go!こそ、PSP2だと思い込んだ。当の私もそうおもった。
しかし、型式を見る限り、どうやらPSP go!は、PSP2ではなさそうだ。
しかも、UMDを使わないことを除けば、このPSP go!は、いままでのPSPシリーズの完全互換を意識していると思われる。
今回、このiPod Touch/IPhoneを意識したデザインにもかかわらず、タッチパネルを採用しなかったことも、いままでのPSPで利用できなくなるインターフェースを採用したくなかったという思いが伝わるようである。
実際、このデザインで閉じた時に、タッチパネルがなければ、まったく使い道がない。
DSのように閉じるのではなく、画面が表に出ている意味がまったくない。
これは、PSP2、否これからのSONYの携帯ゲームの方向性の決定へのSONYの実験と容易に予想できる。
このデザインをぱっと見て、お気づきの方もいると思いますが、これはキーボードがコントローラに変わっただけの、Mylo(マイロ)だ。
ご存じない方の為に下の図がmylo(マイロ)です
どうです、上のPSP Go!と見比べてください。
どうやら、若年層がターゲットのNintendo DSにくらべてPSPは、アダルト層において販売を増やしていることからそれほど問題視していないとおもわれるが、iPod Touch/iPhoneの利用者層と思いっきりかち合う、しかも日本では、それほどiPhoneが成功していないが、海外でシェアを伸ばすSONYにとってiPhoneは脅威といえる。
しかも、iPhone/Ipod Touchは、携帯電話、音楽プレイヤーという枠を超えて、ゲーム分野においてもかなり、話題に上ることがある。これではSONYが脅威だと思ってもしかたがないといえる。
しかし、過去に何度も携帯電話、PDA、ゲームデバイス、音楽再生プレイヤの融合に失敗してきている日本の企業では、おもいきった戦略が建てにくいのも事実である。
そこで、開発コストのかからない方法で、市場の様子を試そうとしているのではないか?
元々PSPで培った現存機のハードウエアと、myloで開発した構造設計と筐体を使用することで、新商品開発にかかるコストを限りなく減らして、リスクを最小限に抑え、製品を世に出すことで動向を探ろうとしているのではないだろうか?
しかも価格設定が、あやしい。
PSP goは、オリジナルのPSP-1000より50%小さく40%軽い。
16GBのメモリを搭載したといっても、UMDドライブがなくなったPSP go!の価格設定が、249ドル、現在PSP-3000の価格が169ドルだからSCEは、80ドルも価格差をつけた。
昨日の報告でもあったように、米ロサンゼルスで2~4日に開催されたゲーム見本市「E3」でタッチパネル機能がないが、その分低めに価格設定しているということだったはずだ。
これは、iPhoneや、iPod touch 16Gが、299ドル、ここに照準を合わせてきたのがわかる。
この値段設定は、この価格でも売れるのか?という狙いがあるような気がする。
このPSP go!がうれれば、SCE一気にデジタルコンテンツ市場に向かうPSP2を導入してくると予想される。
しかし、これに失敗すると、PSP2は、今までどおりの路線で登場するだろう。
しかし、あえて私はこの戦略に疑問を感じる。
iPhone/iPod touchがなぜ売れているのか?同じような製品が出ているのになぜ売れていないか?
そこにSCEが気がついていない。
iPod Touchは私も使っているが、概ね売れている理由は、以下ではないかと私は考える。
しかし、現在ではそれについで、以下の理由が爆発的に売れている理由だと考える
正直言って、今既にiPod Touchをもっているユーザが手を出すだろうか?
iPod Touchをもっていないユーザが魅力に感じるだろうか?
PSP go!は残念ながら電話機ではないので、そのままiPhoneに対抗するには、力不足だとすると、iPod Touchとの対決になると想像できる。
そして、今回つけた価格設定は、iPod Touchが買えないぎりぎりのユーザー、つまりは、下手をすると16Gメモリのmp3プレイヤーNW-A829を買うターゲットとぶつかってしまうのかもしれない。
私個人的には、PSP2のぜひデジタルコンテンツ市場に向かって頂きたいが、この製品では力不足としか言いようがないのは、とても残念といえる。
これまでは、次世代PSPとして、PSP2の発表を待っている時に、このPSP Go!が発表されたことで、だれもが、このPSP go!こそ、PSP2だと思い込んだ。当の私もそうおもった。
しかし、型式を見る限り、どうやらPSP go!は、PSP2ではなさそうだ。
しかも、UMDを使わないことを除けば、このPSP go!は、いままでのPSPシリーズの完全互換を意識していると思われる。
今回、このiPod Touch/IPhoneを意識したデザインにもかかわらず、タッチパネルを採用しなかったことも、いままでのPSPで利用できなくなるインターフェースを採用したくなかったという思いが伝わるようである。
実際、このデザインで閉じた時に、タッチパネルがなければ、まったく使い道がない。
DSのように閉じるのではなく、画面が表に出ている意味がまったくない。
これは、PSP2、否これからのSONYの携帯ゲームの方向性の決定へのSONYの実験と容易に予想できる。
このデザインをぱっと見て、お気づきの方もいると思いますが、これはキーボードがコントローラに変わっただけの、Mylo(マイロ)だ。
ご存じない方の為に下の図がmylo(マイロ)です
どうです、上のPSP Go!と見比べてください。
どうやら、若年層がターゲットのNintendo DSにくらべてPSPは、アダルト層において販売を増やしていることからそれほど問題視していないとおもわれるが、iPod Touch/iPhoneの利用者層と思いっきりかち合う、しかも日本では、それほどiPhoneが成功していないが、海外でシェアを伸ばすSONYにとってiPhoneは脅威といえる。
しかも、iPhone/Ipod Touchは、携帯電話、音楽プレイヤーという枠を超えて、ゲーム分野においてもかなり、話題に上ることがある。これではSONYが脅威だと思ってもしかたがないといえる。
しかし、過去に何度も携帯電話、PDA、ゲームデバイス、音楽再生プレイヤの融合に失敗してきている日本の企業では、おもいきった戦略が建てにくいのも事実である。
そこで、開発コストのかからない方法で、市場の様子を試そうとしているのではないか?
元々PSPで培った現存機のハードウエアと、myloで開発した構造設計と筐体を使用することで、新商品開発にかかるコストを限りなく減らして、リスクを最小限に抑え、製品を世に出すことで動向を探ろうとしているのではないだろうか?
しかも価格設定が、あやしい。
PSP goは、オリジナルのPSP-1000より50%小さく40%軽い。
16GBのメモリを搭載したといっても、UMDドライブがなくなったPSP go!の価格設定が、249ドル、現在PSP-3000の価格が169ドルだからSCEは、80ドルも価格差をつけた。
昨日の報告でもあったように、米ロサンゼルスで2~4日に開催されたゲーム見本市「E3」でタッチパネル機能がないが、その分低めに価格設定しているということだったはずだ。
これは、iPhoneや、iPod touch 16Gが、299ドル、ここに照準を合わせてきたのがわかる。
この値段設定は、この価格でも売れるのか?という狙いがあるような気がする。
このPSP go!がうれれば、SCE一気にデジタルコンテンツ市場に向かうPSP2を導入してくると予想される。
しかし、これに失敗すると、PSP2は、今までどおりの路線で登場するだろう。
しかし、あえて私はこの戦略に疑問を感じる。
iPhone/iPod touchがなぜ売れているのか?同じような製品が出ているのになぜ売れていないか?
そこにSCEが気がついていない。
iPod Touchは私も使っているが、概ね売れている理由は、以下ではないかと私は考える。
- iPhoneにおいては、初期費用がかからない。(実際はかかっているが携帯電話会社がうまく隠蔽している)
- レスポンスの速さ、インターフェースが直感的で、タッチパネルのキー入力も想像していたより使いやすい。
- mp3や、mp4等のオープンなフォーマットを当初より採用
- safariや、使えるソフトが最初から入っている
しかし、現在ではそれについで、以下の理由が爆発的に売れている理由だと考える
- 使用者が多いこともあって、関連商品がサードパーティを含めてたくさんあり、かゆいところに手が届く関連商品を購入できる。
- iPhone/iPod Touchの開発環境が簡単に入手できることと、使用者が増えたことをも加えて個人、法人に関わらず、デベロッパーが飛びつたことによる。ソフトウエアの充実
- これはPSPでもいえることだが、脱獄などの手段により、用途が元々の用途を越えて色々な使われ方が想像できることである。
正直言って、今既にiPod Touchをもっているユーザが手を出すだろうか?
iPod Touchをもっていないユーザが魅力に感じるだろうか?
PSP go!は残念ながら電話機ではないので、そのままiPhoneに対抗するには、力不足だとすると、iPod Touchとの対決になると想像できる。
そして、今回つけた価格設定は、iPod Touchが買えないぎりぎりのユーザー、つまりは、下手をすると16Gメモリのmp3プレイヤーNW-A829を買うターゲットとぶつかってしまうのかもしれない。
私個人的には、PSP2のぜひデジタルコンテンツ市場に向かって頂きたいが、この製品では力不足としか言いようがないのは、とても残念といえる。
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